2025/04/02

Still I`m Sad

先日からSpotifyを使うようになり、楽曲の選択で日々忙しい。アーティストごと、アルバムごと、あるいは単発で次々とプレイリストに放り込んでいく作業は楽しい。現在は700曲を超え、更に増えていく予想。そんな中で新たな出会いもある。いや温故知新というか、以前から知っている曲でも新しい発見があった。 人生で初めて買ったレコードは中学校二年生のときのRainbow on Stage。特にヘビメタ好きだったわけではないが、その頃少年ジャンプで連載していた「出口兄弟奮戦記」というマンガでバンドをやるエピソード(文化祭の出し物だったか)があって、その中で紹介されたのがRainbowの楽曲だった。全然聞いたこともないのにその名前だけが頭に残り、更に初めてレコード屋に言ったときに偶然そのRainbowのレコードが出ていたので買ってしまった。それ以来ヘビメタにのめり込んでいったのはまた別の話。 このアルバムは日本武道館でのライブ録音で、ドラムスにCozy Powellを迎え入れての初ツアーでもあり評価が高い一枚である。その中でのお気に入りは一曲目のKill The King、そして最終曲のStill I'm Sadで、Rainbowらしいパワフルで壮大な楽曲となっている。Still I'm SadはRainbowのオリジナル曲ではなく、元はYardbirds。Rainbowのファーストアルバムの最後を飾った楽曲には歌詞はなく、Ritchie Blackmoreによるインストルメンタルナンバーだった。それがRainbow on Stageでは一変、Ronnie James Dioのボーカルで歌詞がついたパワフルな一曲になっていたのである。今までも自分のプレイリストから外れたことはなく、ずっと聞き続けている。 やっと本題。Spotifyに新しいプレイリストを作るに当たり、当然取捨選択をしていく、アルバムごと取り込んだけどこの曲いらない、ボーナストラックが見つからないどうしようなど色々楽しい作業を続けている。記念すべきファーストアルバム「Ritchie Blackmore's Rainbow」も当然取り込まれるが、ふと気になることがあった。レコメンドの曲にStill I'm Sadが複数出てきたのだ。ひとつはYardbirdsでこれは知ってる。もう一つはRitchie Blackmore's Rainbowと出ているがなんかジャケットの絵が違う。追っていくとどうやらRitchie界隈で多いメンバーを変えて新アルバムをリリースといった感じか。重厚感は消失したがリズミカル、疾走感が出ており、同じ曲なのに印象が違う典型的な作り。悪くはないがもはやヘビメタではない、とはいえ原曲台無しというほどでもなく、リスト入り。DioとCozyを忘れつつ、新しい曲を楽しみたい。なんて思っていたら1995年発表だそうだ。20年も遅れていた。Still I'm Sadな気分。