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2019/03/27

映画:Now You See Me 2(再)

 邦題は”グランド・イリュージョン 見破られたトリック “ 。前作”グランド・イリュージョン”の続きである。性懲りもなく見てみる。

映画:Now You See Me(再)

邦題は”グランド・イリュージョン”。特に前知識なく見た。

2019/02/11

映画「レディ・プレイヤー・ワン」

 確か去年「パシフィック・リム・アップライジング」と同じ時期に劇場公開していて、パシフィックの方を見た。今日家のテレビでこっちを見て、良かったと思うと同時に後悔した。

 良かったと思ったのは、劇場の大画面で見ていたら冒頭のレースシーンで間違いなく酔っていただろうというところ。後悔したのはその他の全て。ただし、準備が必要。

 スピルバーグが関わったすべての映画と古今東西今までの有名な映画を一通り見て、有名シーンやキャラクターを覚えておけば、知らずに見るより数十倍は楽しめる。「シャイニング」や「BTTF」は言うに及ばず、日本のアニメやゲームキャラ、有名なセリフは押さえておきたい。マーティ・マクフライとは誰か、くらいは調べた上で観劇に臨みたいところだ。

 バーチャル世界の覇権が現実世界の覇権をももたらすというのは、今後ありえない話ではないように思えるし、なんといってもセカンドライフでは実際に土地取引まで行われていたという事実があるし、社会問題としても・・・、といったことはおいて。

 単純に面白く、ドキドキ・ワクワクする楽しい映画だ。特に映画好きでゲーム好きで漫画好きでアニメ好きの諸君にとっては。まぁ映画が嫌いでゲームやアニメに興味のない人は映画そのものを見ないだろうけどね。

映画「デッドプール2」

 決して惰性で見ているわけではないが、見ている途中で「なんでこんなの面白がって見てるんだろう」って思う。

 話は前回の続き。同じ時系列上。登場人物もほぼ同じ。やってることもほぼ同じ。R指定でグロシーンがたくさん。思想も示唆もない。でも見てしまう。ゲラゲラ笑ったり、ニヤニヤ笑ったり。あまりしんみりしない。あとにも残らない。

 こういうのをエンターテイメントっていうんだろうと思う。割と本気でそう思う。

2019/02/10

映画「アントマン」

 2015年制作らしい。前から見ようと思っていた映画の一つだ。

 マーベル・シネマティック・ユニバースの映画は、ちょっと複雑な模様でカモフラージュした単純な勧善懲悪ものと思って見ている。ただ時に正義が一方的なものでないように描いたりするのがスタン・リーならではなのか、アメリカの風土なのか。

 マーベルのヒーローは、X-Menに代表されるいわゆる超人と、科学の力で能力を発揮するアイアンマンタイプに分かれるが、アントマンは少数派である後者。スーツを着ているときと脱いでいるときはまるで別人に描かれている。そのギャップが面白くもあるが、こうやって明確に分けておかないと人間味に溢れた殺人マシーンが出来上がったりするだろうから、キャラクター作りは難しい。

 見終わっての感想は、アントマンは小さいのでいつも走っていて大変そうだな、というのと一番ラストのホープの表情がなんとも魅力的だった、くらいか。彼女のあの表情を見せるためだけにこの映画があったのではないかと思えるほど、それほど美しく見えた。

映画「スカイライン -奪還-」

 今週は自宅軟禁3連休なので映画をたくさん借りてきた。その中の一つ。

 衝撃的なびっくり設定のラストシーンで有名な前作「スカイライン -征服-」の続編。アメリカでは2017年にすでに公開されていたようだが、おとといツタヤで最新作で出ていたので借りてきた。

 Wikipediaを見るとどうやら制作費は倍増しているようで、前回の美点であった箱庭映画的手法ではなく、ごく普通にロケをしている。映画としての奥行きは出たのだろうが、B級映画らしさは薄れたように思う。しかしこれも前回の美点であった素晴らしいVFXは今回も健在であり、これだけでも充分見る価値はある。

 また、格闘シーンを多く取り入れているのも今回の特徴。ラシットの名手が戦う場面に流麗なVFXが融合し、良い出来栄えになっている。ただちょっと人間強すぎないか。

 詳細な内容は割愛するが、びっくり設定をそのまま進めていったらこうなるだろうな的な範囲をちょっと超えて更なるびっくりラストになっている。前回宇宙人の襲撃で世界中大変なことになっていたのにもかかわらず、今回また宇宙人が初見の扱いを受けているのも明らかにおかしい。ジャロッドの立場はどうなるのか。え、もしかして前回と同じ日の出来事なの?いくらSFだからってここまで好き放題な設定はどうかと思うが、笑って水に流すほかあるまい。くだらないがつまらなくはない映画なのだ。

2018/12/13

映画「12モンキーズ」

 またもやちょっと古い映画。TVシリーズは知らない。あらすじは

 『徒労であった』

の一言で済んじゃうくらいまとめやすい映画だった。


 ブルース・ウイリスが主人公、ブラッド・ピットが脇役という豪華キャストだが、アクションの少ない(とは言えなくはない)ウイリスと脇役に徹するブラピがそれぞれいい味を出している。特にブラピはこの映画でゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しており、その演技は必見であろう。

 物語はタイムトラベルもの、世界滅亡もの、陰謀もの、ヒーローもの、トラウマものなど盛り沢山だが、なかなか良く練られている。しかし詰め込んだ分だけそれぞれが主張が希薄になり、科学公証や心理描写の浅さは床が透けて見える程になってしまった。クモになんの意味があるんだろうか?

 世界の破滅を救うためにいつの間にか頑張っている人と、巻き込まれたのにいつの間にか協力している人と、ただの愉快犯だった人とがそれぞれの役を果たそうとするが、全うしたのは一人だけだったという、まさに徒労で終わった物語であった。あとライリー博士は金髪似合わないと思う。

2018/08/23

映画「ミスター・ノーバディ」

 いわゆるタイトル買いだけどそんなに悪くなかったというか面白かったというか。あらすじは、

 『人類が死ななくなった未来で最後に死ぬ男がその人生を語りだした』

 骨格は「バタフライ・エフェクト」と同じなので、比較しながら批評してみる。


  1. エヴァンは分岐をやり直したが、ニモは記憶を再構成している。
  2. エヴァンは別のルートに行けることを知っていて意志の力で分岐まで戻ったが、ニモは単純に思い出しているだけ。一度だけ”戻れ”と念じたシーンがあったのは意外。
  3. エヴァンは最後に選ぶことを諦めたが、ニモは何も選ばないという選択肢を選んだ。
  4. 「バタフライ・エフェクトは」エヴァンの主観、「ミスター・ノーバディ」はインタビューの形をとったニモの記憶、という形態。
  5. どちらもタイムリープものとくくっていいと思うが、「バタフライ」が素直な表現なのに対し、「ミスター」はタイムリープらしくなく見せている、という違い。
  6. 「ミスター」の方に、構成をより複雑に見せるような表現がいくつか。例えばニモの火傷痕とか、当初の分岐点まで戻らずに途中からまた分岐したりとか。
 まとめて言えばよく練られていて面白かったが、それぞれのエピソードが冗長に感じることも多かった。必要な情報と効果を厳選すれば、もう少しスリムな映画になったと思われる。

2018/08/21

映画「シン・ゴジラ」

 これも劇場で見ることができなかった上にDVDでも借りそこねていた映画。『ゴジラ対キングギドラ』の世代だから、当然気になっていた。今日はじめてネットで見た。

 公開後の評価が真っ二つに分かれていたようだが、思っていたよりというより思っていたとおりに面白かった、というのが見てからの感想。良い映画でした。

 さんざん詳しい人達が語り尽くしたあとなのであまり細かいことは言いたくないが、文句の付け所がなかった。どことなく陳腐な香りを漂わせているのもよし、昔の怪獣映画や『日本沈没』なんか見た世代には記憶の中の懐かしい風景を見てるかのような映像もよし。残念ながら秘密兵器を持たない自衛隊の無力さもまた懐かしい。怪獣を倒してハイおしまい、的なお気軽さも伝統的でよいが、残ったゴジラの残骸や東京復興はどうするのか心配してしまうほどである。まあ未曾有の大災害の結果として発足した年功序列内閣で初めて総理の器が明らかになったというのは、いつぞやの大震災の裏返しとして強烈だなぁ。

 あえて注文をつけるなら、ヒロインは片言の日本語を操る謎の金髪美人(と物語に関係ないそのお父さん)のほうがより良い。もちろん、石原さとみに文句を言っているのではない。


2018/08/15

映画「GENESIS」

 正直に言うと、娘がDVDを4枚借りたのであと一枚追加した、その映画。

 まず時代背景がよくわからない。次いで登場人物の人間関係がよくわからない。更に何が起こっているのかよくわからない。曖昧なまま物語は進んでいく。最後まではっきりしないぼんやりとした展開なのだが、それでもまとめてみると、

 なにか人為的な出来事があって汚染された地上と、地下シェルターに避難した人々。劣悪な環境に押し込められた人々は管理する側とされる側に別れ、一触即発の状態になっていた。そこで、地上での活動を人間に代わって行うアンドロイド”アベル”の登場となる。しかし人間の感情を模倣する彼は最初の任務で重大な事故を起こしてしまい、主任開発者のイブはその事実を隠蔽しようとするが・・・。
 タイトルと登場人物の名前を見れば、そのとおり”創世記”を思い浮かべるだろうが、 残念ながら人類の創世記ではない。つまるところ世界を滅ぼした人類に成り代わって新たな人類=アンドロイドがこの世界の覇者となる、という陳腐極まりない物語であった。ラストのシーンでは「CHAPPiE」を思い出した。どちらも後味の悪い映画だ。