2013/10/27

AQUOS PAD SH-08E を使ってみて。

感想をつらつら並べてみる。まず外観。
  • ツルツルで縦長。これが箱から出してみての第一印象。NEXUS7と並べてみると、明らかに幅が狭く、ベゼルも狭い。そして軽い。クラスが違うんじゃないかと思えるくらい小さく感じる。
  • 小ささでびっくりした、キャンセルしそこねて届いてしまったELECOM Kindle Paperwhite専用インナーケースネオプレンに入れてみたら入っちゃったのだ。高さこそギリギリで押し入れる感じだが、幅は鉛筆一本分くらい余った。つまり6インチ相当の大きさ。
  • 裏面はNEXUS7などのマット調やゴム調のを知っているヒトほど滑ってびっくりすると思う。何しろツルツル、何の引っ掛かりもない。ただ、縦持ちの場合狭い筐体のお陰で片手でつかめてしまう(手のひらに載せるのでなく)のでそれさえわかれば落とすことはないだろう。
  • イヤホン穴は左上(蓋なし)、SDカードスロットはSIMスロットと抱き合わせて中央底の蓋の中。なんとその蓋の中にmicroUSBポートが並んでる。これはあまりよろしくないのでは。少なくとも別の蓋をつけるべきではないか。
  • 裏にはカメラ、スピーカー穴(モノラル)、充電端子。そしてツルツル。
  • 右側中央寄りに電源ボタン、その下に音量上下ボタン。どちらも小さい。多分よく検証されている。


続いて画面。
  • 液晶は明るく、高精細。これも並べると違うくらいきれい。ただ実用上は変わらないな、きっと。
  • YouTubeやテレビ画面もきれい。
  • 発売当初話題になったタッチパネルの過敏性は健在。本当に接触しなくても反応するよ。
  • 画面遷移や表示変更は全く遅滞なし。描画性能が高いんだろう。
  • 固そうなガラスだが、やたらゴミが付く。静電気の処理が不十分なんだろうか。


中身、つまりソフト面。
  • 例によってドコモ謹製ソフトのオンパレード。サイテーと思いきや、Android4.0からの新機能でプレインストールアプリも無効化ができるようになったため、その殆どを画面から消し去ってしまうことが出来た。長年の苦労が報われた気分だ。ケータイ(acroHD)はここまで消せないぞ。
  • キャリアのアプリがなくなると、NEXUSと同じような景色になるなぁ。当然か。
  • SHがつくアプリもいくつかあるが、全然目立たないのでそのままにしてある。ただ、「書」ノートはちょっと使う予定。いつか説明するかも。
  • アプリ自体の不具合は特にない。1つだけ、テレビのアプリは使い方が全く直感的でなく、非常に使いにくい。インターフェースが劣悪。単独でも使いにくいし、一緒に入ってるGガイド番組表ってのともうまく連携しないし。誰も使ってみたことがないまま発売したんじゃないのか。まぁ検証が終わればこれでテレビをを見ることもないが。


その他気づいたこと。
  • 付属のスタンドに立てかけるとおしゃれな時計やフォトスタンドに変身。新機能DayDreamの威力をみせつけられる。とりあえずDashClockを入れてある。
  • スタンド自体おしゃれ。フルセグのアンテナをつなげるのでTVを見るヒトは必須。載せるだけで充電もできるし。
  • IGZO液晶はそれとわからない。
  • 土曜の夕方に職場のスタンドから引き上げて(100%充電)、土曜の夜から日曜にかけて電子書籍を見たりネットで検索したりをちょこちょこする。月曜の朝職場でスタンドに載せた時点で電池残量が20%ほど。30時間以上持つ、しかも使いながら。
  • 防水機能、おサイフ機能は試してません。


書き並べてみたが、実用上の不具合が見当たらない(ツルツルくらい)。値段が値段だし、懐疑的な目でレビューしてみたが、これといって困る点がないのだ。ただし、重箱の隅をつつこうと思えばつつけないこともない。
  • ツルツル。正直に言うと最初に包装から取り出した時に落とした。その後2回落とした。手のひらに乗せて操作するつもりで持つと、引っ掛かりもなく背部角をも丸く落としてあるのでツルッとなって落ちてゆく。つかむことに慣れれば大丈夫。
  • エコ技という名のシャープ謹製が入っている。非常に優秀だが全く融通が効かない。設定項目が盛りだくさんだが、全くこちらの思い通りにセットアップできない。何回直しても画面は5秒で暗くなるし、Wi-Fiは電波を捕まえる前にオフにされてしまう。電池食わないわけだ。今はもう諦めて機能しないようにしてある。シャープという企業の体質を具現化したようなアプリに見えるが偏見だろうか。
  • 標準のスタンドに充電端子が出ており、載せるだけで充電される。普段はミニUSB端子は見ることもないが、例えば旅行先で充電するときなどはカード類の差込口と一緒になった長い蓋を開けてミニUSBを使うことになり、かなりおしゃれでない。
  • 最後に人によっては致命的な欠点を挙げる。マルチユーザーの運用ができない。登録できるユーザーは一人だけ。せっかくAndroid4.2からの新機能を享受しようと思っていたのに、かなり困った。この問題はドコモの製品情報のページでは見つけることが出来なかった。流れてくる情報ではメーカー(キャリア?)の意向とのことだが、かなり使用場面を制限される。もしOSのバージョンアップが予定されているのなら、ぜひマルチユーザー機能を実装していただきたい。
以上、もう触るのも嫌、ということはないし、以前のF-12Cの一件(よろしければ当ブログ内で検索してみてください)のようなトラブルもない。ハード的には最先端と行って良いし、よく練られていると思う。値段的にも当面使わざるを得ないが、その価値はあると思う。

2013/10/07

AQUOS PAD SH-08Eにしてみました。

 今まで職場では自分のノートパソコンを持ち込んで自腹でドコモのL-02Cを繋いでいた。トラブルも多かったけどまあ何とかなっていた。しかしこの夏デスクトップパソコンを入れることになった。特定用途向けなんだが好きに使っていいということでちょっと期待していた。


 ところが案の定というかやっぱりというか、いわゆるネットにつないではイカンというお達しを受けてしまった。主にセキュリティの観点からなんだろうか、よくよく考えるとどうもまずい。ディスプレイとキーボードが入ったおかげでノートパソコンを置くスペースがないのだ。キーボードを横に立てかければいいんだろうが、そうするとデスクトップを使うときにノートが邪魔になる。


 そんなスペースのことよりもっとまずいのは、オンライン環境がない=業務に一部支障をきたすことであった。具体的には仕事の合間にツイッターを確認する、休憩時間にTumblrの新着チェックをする、昼休みにGmailを整頓する、お茶タイムにYouTubeでお気に入りを探す、などでは断固なく、書類の作成から保存、スケジュールの調整などありとあらゆるところでオンラインを利用した仕事が入り込んでいて、ちょっと大変なことになりそうだった。あとは文献検索や業務にまつわる最新報道などのチェックにもオンラインが欠かせない。


 ケータイがあればよいのではないか、という話もあるが、職種上相手の目の前でケータイを出すのは誤解を招く可能性が高いということで却下なのだ。だいたいケータイでクラウド上の文章を編集するなんて苦行はお断りである(ちなみに”おもてなし”に対抗するのは”おことわり”、”MOTTAINAI”には”MENDOKUSAI”で当たるのが真の日本人である)。




 閑話休題。どうやってオンライン環境を構築するか。ノートパソコンは使えないので視認性と入力などハンドリングを勘案する。実は新しいKindle Paperwhiteを発表当日に予約した(現在は解約した)ほど自分のタブレットが欲しかったのもあり、まぁ時代的にもタブレットだろうとここまでは簡単に決まるが、果たしてその運用方法は。思いついた手段はまず2つ。
  • ケータイでテザリング→今使ってるのはXperia acro HDすなわちFOMA機であってXiではない。FOMA専用機種でテザリングすると”「外部機器を接続した通信」の上限金額となります。”つまりパケ・ホーダイフラット5460円が自動的に8190円に上昇する。2730円/月の増額+本体代金。
  • 3GもしくはLTEタブレットを購入、市井のデータ通信SIMを活用。2000円前後/月+本体代金。
じゃあ何を買おうか。狙ってたPaperwhiteは今回の目的にそぐわないから却下。残念。
  • Google NEXUS7(2013):言わずと知れたGoolge謹製タブレット。余計なアプリは入ってないし、最新のAndroidが真っ先に降ってくるしで言うことなし。39800円(LTE)。
  • 対抗馬がないなぁ、と思っていたところ、思わぬ情報を入手。ドコモとauで出てるシャープのAQUOS PADが良い評価を得ている。しかもかなり値が下がっていると。
難しくなってきたので表を書いてみる。

NEXUS7
ケータイテザリング(FOMA)
LTE NEXUS7
OCN SIM(1)
AQUOS PAD
Docomo
本体価格298003980082320
通信費用(月)2730(2)3150(初期のみ)+1260(3)3980+315(SPモード代)
合計(2年間)29800+65520
=95320
39800+33390
=73190
82320-63000(4)+103080
=122400
最高値との差27080(1128/月)49210(2050/月)-
(1):OCNモバイルONEを選択してみた。
(2):Xiスマートフォンならテザリング代金はかからない。
(3):1.0GB/月コースの場合。
(4):諸条件を飲むとこれだけサポートが出る!毎月下がっているようだがね。
付記Xiスマホならタブレット代のみ。
ドコモのヒトには一緒に買い換えちゃえば安いと言われたが。
最安値。最新のAndroid付き。セット売りもあるね。最高値(本体は最安値)。
防水、おサイフ、フルセグ付き。通信制限なし。

それでは考察。

  • テザリングは現実的。NEXUS7も安い方を買えばいいし。しかしケータイの電池持ちが心配だし、充電しながらだと可搬性が落ちる。接続切断の手間も煩わしい。室内ではほぼネットにつないだままの運用になるので金額面以外のメリットは少ない。ただXiケータイだったら考えも変わったかも。
  • 雨後の筍のように湧いて出てきているモバイルSIMサービス。評判の高いOCNを選択してみた。1.0GB/月のコースで十分であると思うが、60MB/日や2.0GB/月など選択肢は多い。メリットは安いことに尽きるが、デメリットが見当たらない。他の会社のSIMもそれぞれ特徴があるが、概ね同じようなものだろう。ただ、ハードルが高そうだ、設定ができなさそうだという意見はよく聞かれるようで、その難しそうな印象が普及を妨げている面があるのだろう。
  • 金額を見るととんでもないように見えるが、これでも今までのデータ通信端末(端末本体は無料)での運用より安いのだ。本体割引のみならずプラスXi割で月額料金も安くなっている。しかし高いことに変わりはなく、本体性能にこの差を埋める価値を見いだせるか。テレビ、防水、おサイフ機能は今回は不要ではある。外に持ち出さないし。とすれば残るメリットは帯域制限と利用制限のない、事実上のつなぎ放題であるということくらいか。説明のための動画などが必要になる場合もあるし、これは大きい。
今回はあくまで仕事が第一の目的であり、大事な場面で利用制限がかかってはどうしようもない。OCNのSIMにもかなり惹かれたが、今までより安くなるにもかかわらず新しい端末が手に入るということで、AQUOS PADに決定した。何か検証の甲斐のない結論だな。

次は使ってみてのレビューを掲載予定。