2012/10/24

Nikon1 V2が出たので。

本日(10月24日)Nikon1 V2が発表、発売は11月とアナウンスされた。

 V1ユーザーとしてうじうじと喋る。

 昨年行われたNikon1 V1/J1発表の際に、賛否両論というより否定的な意見が多く聞かれたような気がする。最初はデザインについて、特にV1のEVF部分の出っ張りが問題とされていた。やがて発売されると、意外に悪くないというコメントが目立つようになり、デザインについての論議は徐々に減っていたように思う。

 写真の写りについては好意的な記事が多く(但し小さい撮像センサーにしては良いとする表記も多い)、Nikonが満を持して投入した新しいシステムということでしばらく様子を見てみようという世間の空気を感じていた。

 以後私見である。以前ブログに書き込んだが、新たにカメラを趣味とすべく選んだ相手がNikon1 V1であったのであり、それなりの目算があった。コンパクトデジタルからの移行組としては写りは当然綺麗に見え、意味もなくレンズを交換しては悦に入るような時期もあった。

 しかし、問題は操作性にあった。撮影モードや各設定がことごとくメニューを辿らないと触れない上に、最も操作しやすい親指位置にはこのカメラを選ぶヒトの何割が頻繁に使い分けるか(今でも)疑問に思うモーションスナップショットとスマートフォトセレクターを選べるダイヤルが配されている。おまけに、おまかせシーンなどのカメラまかせの撮影が極めて高性能で、素人がいじるよりよっぽど上手に撮れてしまうのでシャッターボタン以外の操作が余計億劫になってしまう。結果、何も考えずにただ被写体をフレームに収めてシャッターボタンを押すという、コンデジでの撮影と何ら変わらない作業に終始してしまう。



 V1の開発に際し、ターゲットと設定された層は(ニコンユーザーの)中~上級者ではないだろうか。昔から大きな一眼レフを振り回し、レンズ資産も豊富にある。「D700ももう買い替え時期だ、今度はD800にしようか、いや自分の用途ならD800Eかな」くらいの。そういった人達がちょっと息抜きに軽いカメラを持ち歩こうと思った時、そこら辺のトーシロと同じコンデジには迂闊に手を出さないだろう。

 ひと目でコンデジじゃない=只者じゃないとわかるような形(ここ重要)、ファインダがないなんて言語道断(EVFも止む無し、ファインダがあることが大事)、細かい設定はカメラまかせでいいよ(但し自由設定もできないとダメ。普段はメニューの奥底でいいけど)、いざとなれば手持ちのレンズを使いたいな。

 ⇒ほら、V1が出来上がる。従って、このNikon1 V1は初心者をニコンに導き入れるのが目的ではなく、従来からのNikonユーザーの玩具的な位置づけで作られたものと推測せざるを得ない。セールスサイドは絶対そんなことは言わないだろうが。

 上記に付け加える根拠としては、レンズ投入の遅さとアクセサリーの貧困さ。レンズはV2発表に当たりさらに3種類が追加アナウンスされたが、やはりここまで遅れるとヤル気を疑ってしまう。アクセサリに至っては新しい提案が全く見られない。

 J1は派生モデルであり、いずれ違うモノになるのは分かっている(いずれD7000とD3000の違いくらいには別れていくだろう)ので一眼エントリー機として考えてもいいが、あくまでレンズが交換できるコンデジという位置に留まると思う。J2になってコンデジ的機能だけ追加されたのがその根拠である。



 まだ言うよ。今回発表されたV2。みるからにV1と違う。ごついハンドグリップ、ストロボ内蔵、全く異なるボタン配置と操作体系の改変。それが良いか悪いかは語らないが、V1ユーザーが気になっていた部分(持ちづらさも)がほぼ変更されていると思う。ただ、それ故にV1からV2に引き継がれたものが何一つない。モデルチェンジではよくあることだが、潔いまでの旧モデル全否定。

 こうなりゃ意地でもV1を使い続けて・・・としたいがそうもいかない。上述した通り、このカメラ(V1)は素人あるいはこれからカメラを学んでいこうとする者には向かない。自分はNikon1 V1にそぐわないのであった。

 はてどうしたものか。

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