2019/01/07

福袋的なcrocsたち

並べてみました

 年末にネットを徘徊していたら、偶然crocsの福袋の広告を見つけた。靴を探し歩いていたわけではないのだが、何やら覗いてみようという気になった。

ケータイががが(レビュー付き)

 それは1月1日午前1時半ころ、無事新年を迎え今年最初の入浴中のことだった。冬になるといつも湯船に使って小説を読むのを無上の楽しみとしており、そのときも山田宗樹「ギフテッド」木内順が起こした大事件のあたりまで読み進めたあとだった。

 風呂から上がりバスタオルを手に取ると、いつものように床ブラシを壁にかけるフックにケータイストラップを引っ掛けた、と思ったら引っかからなかった。ケータイはそのまま真っすぐ墜落し、床にゴカンと音を立てて落ちた。

 ケータイはよく落とす方だと思うがガラスの端が欠けたことはあっても大惨事になるようなことはなく、今回もまたやっちゃったくらいに思っていたらさにあらず。

ラッパーじゃないが
写真は危ないのでラップでくるんだあとだが、ガラス面全体が細かく割れてしまった。一つ一つが非常に細かく鋭利に割れてしまい、フリックすると指が切れそうになる。また破片が細かくなってポロポロ崩れ落ちてくるため、危険極まりない。当然画面は全く操作を受け付けず、ロック画面から先に進めることができない。電源が入ること、充電ができること、イヤホンを刺すと音楽が聞こえることから壊れたのは画面だけと推察できる。

 音楽が聞ける分だけモノリスよりはマシだが、電話が受けられないと仕事に支障をきたす。今日(1月1日)から仕事なので、どうしようかと思案することしばし。選択肢は、
  1. 修理に出す
    1. 今日から仕事なのでドコモに行く時間がない
    2. 直るとは思えない
    3. 2年7ヶ月なので受け付けない可能性あり
  2. 買い換える
    1. 今日から仕事なのでドコモに行く時間がない
    2. 新しい機種を知らない
    3. My Docomoで検索してみるか
といった流れでドコモホームページを見ることにする。5インチ以上のケータイには興味が無いのでどうしてもXperiaのcompactに目が行く。どれどれ、今買えるのはX、XZ1、XZ2か。どれも決め手がないが、XZ2は分厚そうなので脱落、XとXZ1で比べると実用上は大した差がなさそうだが、新しい方であるXZ1のほうが割引率が高いというか本体価格が実質ほぼゼロのようなので(Xは1万円くらいだったか)、オンラインでXZ1を買うことにした。

 ここで一つ失敗、というか購入に当たり条件や同意などで何ページか遷移していくわけだが、到着日がずいぶんあとになって出てくる。つまり買う気満々になった頃に『お届けは1月6日です』なんて言われても頭に血が上っているので、その日まで待てばドコモショップに行けるじゃない、なんて冷静には考えられず、その場で注文決定してしまうことになる。うまい策略だ。

 結局職場のケータイが借りられたので購入を急ぐ必要はなかったわけで、ただ手をこまねいて6日の到着を待つこととなった。だが、問題はそれだけではなかった。


 ケータイの機種変更に当たりよく話題に上るのが、使っているアプリのデータ移行であろう。LINEは新しいケータイにトーク履歴を持ち越すには事前設定が必要だし、おサイフケータイも例に漏れず、データの移行手続きをしておかなければならない。今回ケータイの操作自体ができないためその移行手続きができないことに気づいたのは2日の夜であった。幸い使っているアプリでデータ移行が必要なものは殆どなかったが、唯一楽天Edyにはいくばくかのチャージが残っており、これはなんとかしなければならない。調べたところドコモで壊れてしまって操作ができないという証明を出してもらえば良さそうだ。結局ドコモに行くことになるというこの間の悪さ。

 間の悪さは連鎖するのか、5日の夕方に仕事を早く引けることができたのでドコモに行く時間が確保できてしまった。先のことはわからないとはいえ、このタイミングで購入すればなんの問題もなかったのに、オンラインで購入したことがこんなところで足かせになるとは…。

 意気揚々と壊れたケータイを手にドコモに向かう俺。時間は18時を少し回っていたが、全くのガラガラである。受付で状況を説明し、壊れてしまった証明を出してもらうことになった。対話しながら端末操作をしていくお姉さんだが、電話でどこかに相談し始めてしまった。どうやら手続きが先に進まないようだ。調査の結果、古いケータイは手続きを受け付けなくなってしまったようなのだ。新しい方はまだ手元にないのでおかしい気もするが、新しいほうが登録されているのに開通していないという状況がまずいらしい。結局明日新しいのが届くのを待って開通させてから先を進めましょうということになった。一体何をやっているんだか。

 開けて1月6日。早朝9時半に新しいケータイが届く。さっそく開通作業に取り掛かるが何故かうまくいかない。仕方がないので10時を待ってドコモに向かう。昨日とは違うお姉さんに開通を任せ、それから改めて証明証を出してもらった。これにて一件落着。
写っているのは水槽の照明

 教訓。余計なことはするな、愚直に生きよ。



2018/12/13

DD Super Light A-Frame Tent

※Tunblr界隈が少しきな臭くなってきているので、修正がてらこっちにもポストしておく。

まだ1回しかキャンプで使ってないが。


 テンマクデザインの炎幕と同じ系統のいわゆる軍幕とかパップテントとか言われる種類のもの。自立はせず、ポールを立てたり木に吊ったりする。ペグ打ちも必須で整形してあるタープといった風情なので、自立式のものより立てる場所の制限が多い。


 なぜ炎幕にしなかったのかと聞かれればもうこれは明確な理由などなく、しいて言えば一緒に行く友達もいないのにかぶるのが嫌だから、くらいのものである。焚き火のときに心配しなくていいし、ものとしてもアフターケアの面からもあっちのほうがいいに決まってる。こっちを選ぶのはよっぽどの変わり者か独特の感性をお持ちの方かのどちらかだろう(同じか)。

1)袋から出したところ。右が本体。左にペグ袋に入ったペグ、ロープ4本にプラスチックのストッパーが付いている。パッケージはとても小さく、コールマンのティピ210の1/4もないんじゃないかな。後で出てくる蚊帳を含めても、一般的なテントの半分以下のパッケージサイズだろう(登山用は知らない)。


2)地面に広げる。写真では正面入口が下側だが、どちらでもいいのではないか。ペグ用のループは全部で13ヶ所だがジッパーが4本あり、その部分はループを二重にかけるとして最低限9ヶ所止めれば成り立つ。


3)正しい手順は知らないが、後ろ側の二本にペグを打ち、ポールを立てて起こしていく。写真はポールの受けの部分。硬い布が当ててありシームテームで防水してあるが、右側のテープはもともとこんなつけ損ないになっている。真中にハトメがあるが盲になっている。なにか使い方があるんだろうか。


4)写真のポールはエリッゼアルミタープポール。3本のうち一番上を使わず、下の2本で約133cmとなる。頭には軍手をかぶせた。推奨が115cmらしいので下にちょっと隙間が空いてしまうが、これはこれでよい。しかしDODのポールだと110cmなのでそのほうが良かった(後で変えた)。ポールの奥に開口しているのが通気口。網でふさがっているが、窓自体は開きっぱなしで閉められない。外からロープで引っ張って口を開く。


5)ポールとペグだけで自立したところ。屋根がだらんと下がっている。これでも不安定ではなく多少の風にも負けないが、格好は悪い。


6)天井端のループを使ってロープを張るときれいになった。ここで使っているポールはDODで110cmの高さ。足元の隙間も見えず、いい感じ。今回はお試しなので、すべてのペグは途中までしか打ち込んでいない。おかげで何度も踏んだり引っかかったりした。


7)前の入り口をロールアップして、グランドシートとクッションシートを敷いてみた。グランドシートはOUTAD軽量折りたたみレジャーシート。サイズは150×220cm。上に載せたレジャーシートはUnigardenというメーカー。150×200cm。表は起毛で裏はEVA。どちらも3/4に折りたたんでいる。カタログ上はどちらも折らずに入るサイズのはずだが・・・。


8)こんな吊り方もしてみた。木が多いキャンプ場ではこのほうがいいみたい。ポール長は165cm、内部はポール無しで広々、と言いたいところだがあまり変わらず狭い。もう少しペグを調整したいところだ。


9)今回新たに導入したのがこれ。 FLYFLYGOのモスキートネット。DD純正は高くて買う気にならず諦めていたが、これがタイムセールでお安く出たので勢いで買っておいた。ただ、汎用なのでテントと接続する方法がどうなのか不安ではあった。


10)ネットの上両端にはこのようなハトメがあるが、他には一切ループや穴がない。テント側には中間3ヶ所にライトなどを吊るすためのフックがあるが、当然これと合わない。


11)そこで、キャプテンスタッグのこれを引っ掛けてポールの頭に挟み込んだらうまくいった。ゴムだから多少引っ張っても伸びるので好都合。


12)長さ、幅ともちょうどよい。今回は特に床を固定はしなかったが、このままの状態で使用しても差し支えないものと思われる。虫よけというよりは雨対策のために床がある蚊帳にしたのだが、一般的なモスキートネットは床がないもののほうが多く、要注意だ(Amazonのレビューは床のない蚊帳を買っておいて『床がないから☆1つ』とか勇敢なのが多いね)。


13)このテントは正面だけではなく両端にもジッパーがあり出入り口が設けられているので、蚊帳も横に出入り口があるタイプにした。しかし狭い上にポールが邪魔で出入りに苦労した。コールマンティピ210の前室が狭いながらも大変便利であったのとは大違いだ。

14)足が見えているが横になっても広々である。いずれはアウトドアコットなど導入したいと思っているが、ものすごく狭くなってしまうと予想され、まだ躊躇している。

映画「12モンキーズ」

 またもやちょっと古い映画。TVシリーズは知らない。あらすじは

 『徒労であった』

の一言で済んじゃうくらいまとめやすい映画だった。


 ブルース・ウイリスが主人公、ブラッド・ピットが脇役という豪華キャストだが、アクションの少ない(とは言えなくはない)ウイリスと脇役に徹するブラピがそれぞれいい味を出している。特にブラピはこの映画でゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞しており、その演技は必見であろう。

 物語はタイムトラベルもの、世界滅亡もの、陰謀もの、ヒーローもの、トラウマものなど盛り沢山だが、なかなか良く練られている。しかし詰め込んだ分だけそれぞれが主張が希薄になり、科学公証や心理描写の浅さは床が透けて見える程になってしまった。クモになんの意味があるんだろうか?

 世界の破滅を救うためにいつの間にか頑張っている人と、巻き込まれたのにいつの間にか協力している人と、ただの愉快犯だった人とがそれぞれの役を果たそうとするが、全うしたのは一人だけだったという、まさに徒労で終わった物語であった。あとライリー博士は金髪似合わないと思う。

2018/10/30

中津川村キャンプ場


 10月の最終週、そろそろ朝晩が冷え込んできたが、またキャンプに行ってきた。今度は奥秩父、三国峠が通行止めになって久しいがその手前、中津川林道沿いにある中津川村キャンプ場だ。

 全く新しい場所であり、しかも公式のホームページにはほとんど情報がない。サイトマップはおろか料金表すらないのだ。予約も電話で夜中まで受け付けてるし。怪しさいっぱいだが最近はテレビでも紹介されたようで、名は通っているらしい。

 当日は朝まで雨。天気予報では午前中に雨がやみ快晴となるというのでそれを信じて出発。だが今年のキャンプはすべて雨に振られているのだ。幸いなことに雨はすぐに止み、予報どおり快晴になった。国道140号を淡々と秩父方面に進み、途中裏道からウニクス秩父の横にあるヤオコーで買い物を済ませる。今回のテーマは焼き肉だ。

 雷電廿六木橋、滝沢ダムを抜けて県道210号線に入る。暫く行くと右側に珍しい四角いトンネルがある。ニッチツの工場から金山志賀坂林道を経由して国道299号線に抜ける道だ。途中に不気味トンネルが2箇所もあり、お気に入りの林道なんだがここもしばらく通行止めが続いている。

 手彫りの隧道を越えて中津川林道の入り口まで進むと左下に急降下するような側道が見つかる。降りていくと一部崩落している駐車場に入り、キャンプ場到着となる。吊橋を渡った先がキャンプ場本体で、左側に管理等とバンガローサイト、右側がフリーキャンプサイトだ。管理人さんと犬が快く迎えてくれる。サイトまで車が行けないので荷物はリヤカーや一輪車を借りて持っていく。今回大荷物だったので一輪車で3往復もしてしまった。
駐車場側からキャンプサイトを望む
 今回の目玉は新しいテント、DD Super Light A-Frame Tentだ。前から狙っていたのだ。搬入が終わり次第すぐに設営を開始した。詳細は動画のほうが詳しいが、ポールで設置すると屋根にテンションがかからず垂れ下がってしまうので、周囲の木で吊ったところ綺麗にできた。もう少しうまい方法があるはずなのでそれは今後の宿題とする。
完成図。ハンサムでしょ
 完成後は飲んで食って寝るだけ。タレはジャン、付け合せに青唐辛子、深谷ねぎをたっぷりふりかけて食べる焼き肉は格別だった。また今回メスティンで肉まんに挑戦。網を敷いてお湯を注ぎ、沸騰してから10分ほど蓋をずらして蒸してみたところ芯まで温まってやけどするほどであった。これはまた次回もやろう。

 夜は8度まで気温が下がったが、雨も風も無し。この手のテントは必ず結露すると聞いていたが、やっぱりビチョビチョになっていた。実用上の問題はない。車には日が当たっていたので撤収の際にテントを裏返して背面タイヤにくくりつけておいたら10分ほどで乾いた。ちょうど管理人さんが来た(出勤してきた)ので少し話を聞いた。

 40年ほど前に夫と二人でキャンプ場を立ち上げたこと、当時いくつかテントを用意しておいて使わせたけど、綿の黄色くて重いものだった。今のと違って設営が大変だったし、シーズンが終わって川で洗濯をしても乾かなくて苦労したことなど、興味深い話が聞けた。こんな話を聞いてしまったらまた訪問せざるを得ない。来るけど。

2018/08/23

映画「ミスター・ノーバディ」

 いわゆるタイトル買いだけどそんなに悪くなかったというか面白かったというか。あらすじは、

 『人類が死ななくなった未来で最後に死ぬ男がその人生を語りだした』

 骨格は「バタフライ・エフェクト」と同じなので、比較しながら批評してみる。


  1. エヴァンは分岐をやり直したが、ニモは記憶を再構成している。
  2. エヴァンは別のルートに行けることを知っていて意志の力で分岐まで戻ったが、ニモは単純に思い出しているだけ。一度だけ”戻れ”と念じたシーンがあったのは意外。
  3. エヴァンは最後に選ぶことを諦めたが、ニモは何も選ばないという選択肢を選んだ。
  4. 「バタフライ・エフェクトは」エヴァンの主観、「ミスター・ノーバディ」はインタビューの形をとったニモの記憶、という形態。
  5. どちらもタイムリープものとくくっていいと思うが、「バタフライ」が素直な表現なのに対し、「ミスター」はタイムリープらしくなく見せている、という違い。
  6. 「ミスター」の方に、構成をより複雑に見せるような表現がいくつか。例えばニモの火傷痕とか、当初の分岐点まで戻らずに途中からまた分岐したりとか。
 まとめて言えばよく練られていて面白かったが、それぞれのエピソードが冗長に感じることも多かった。必要な情報と効果を厳選すれば、もう少しスリムな映画になったと思われる。

2018/08/21

映画「シン・ゴジラ」

 これも劇場で見ることができなかった上にDVDでも借りそこねていた映画。『ゴジラ対キングギドラ』の世代だから、当然気になっていた。今日はじめてネットで見た。

 公開後の評価が真っ二つに分かれていたようだが、思っていたよりというより思っていたとおりに面白かった、というのが見てからの感想。良い映画でした。

 さんざん詳しい人達が語り尽くしたあとなのであまり細かいことは言いたくないが、文句の付け所がなかった。どことなく陳腐な香りを漂わせているのもよし、昔の怪獣映画や『日本沈没』なんか見た世代には記憶の中の懐かしい風景を見てるかのような映像もよし。残念ながら秘密兵器を持たない自衛隊の無力さもまた懐かしい。怪獣を倒してハイおしまい、的なお気軽さも伝統的でよいが、残ったゴジラの残骸や東京復興はどうするのか心配してしまうほどである。まあ未曾有の大災害の結果として発足した年功序列内閣で初めて総理の器が明らかになったというのは、いつぞやの大震災の裏返しとして強烈だなぁ。

 あえて注文をつけるなら、ヒロインは片言の日本語を操る謎の金髪美人(と物語に関係ないそのお父さん)のほうがより良い。もちろん、石原さとみに文句を言っているのではない。