新型フェアレディZが発表になりましたね。世の流れに習って排気量増大、幅も広げて肥大化と思いきや、ホイールベースを縮めて車重も現状維持。この狙いは何でしょう。
昨今の高級スポーツカーの流れは、ワイドボディと長いホイールベースで高速安定性を確保して、その結果室内も広くなって居住性がよくなり、曲がらなくなった分はアクティブサス、アクティブデフ、トラクションコントロールでバイスで補う、というようなものだと思います。ところが、この新型はボディこそワイドになりましたが、ホイールベースを縮め、なおかつ電制デバイスはVDCとパワステくらいしかない。トレッド:ホイールベース比は1:1.66とFD3Sと同等(ちなみにロードスターは1:1.60)、GT-R(1:1.74)とは比べものにならないくらいスクェアです。FDは気を抜くとドコに飛んでいってしまうかわからないくらい敏感なステアリングを誇りますが、エンジンが重い分だけ新型Zは安定しているんでしょうか。でも1400kgのハイパワーFRを電制なしで振り回せるヒトは限られます。少なくともワタシは雨の日には乗りたくありません。高速道路でもショートホイールベースの上にこんなに太いタイヤで轍にハンドルを取られまくられてとってもアクセルを踏む気にならないんじゃないかと。
そうすると新型Zの狙いは何か。下衆の勘ぐりで申し訳ありませんが、その狙いはズバリ裏GT-R。方や日本を代表するスポーツカーとして大事に大事に育てられ、日産の持てる技術のすべてを投入して磨き上げられた虎の子のGT-R、方や湾岸ミッドナイト。開発責任者は反骨の精神にあふれ、そういう扱いならやってやろうじゃないか、と一念発起して作り上げられた超古典的スポーツ・・・なんてことは今時ないんでしょうけどね(開発の方はACコブラが好きだったりして)。よってその狙いはワタシにはさっぱりわかりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿