最近全然ロードスターにタッチしてないので、せっかく開いたブログを更新できない。ので・・・
オープンカーに興味はあるが、所有するにはちょっと、という人が多いのではないだろうか。オープンカーのイメージは、爽快、快適、気持ちいい、スポーティなどのポジティブなものと同時に、汚れる、暑い、寒い、うるさい、実用的でない、恥ずかしい、危ないなどのネガティブなものが同居していると思う。ちょっとこれらを検証してみたい。
汚れる:確かに汚れる。ちょっと長距離を走ると顔が排気の煤で黒くなる。室内も落ち葉が入っていたり土ぼこりがたまっていたり汚い。でも後で拭けばよい。桜の下を走ったあとでシートの下から花びらが出てくる。幸せな気分になる。ちなみにオープンカーの装備で革シートが多いのは汚れやごみ対策です。贅沢装備ではない。暑い:確かに暑い。真夏にオープンで走っている人がいるが、あれは間違い。運転中はずっと炎天下の中に座っていることになり、風で汗を奪われるから体温が下がらなくなる。照り返しのきついグランドで突っ立っているのと同じ。真夏はしっかりと屋根を上げなければ熱中症になる。どうしてもオープンにしたかったら帽子をかぶって水分をガンガン摂りながら乗ること。概してオープンカーはキャビンが小さく、エアコンが効きやすい。幌からの輻射熱はいかんともしがたいが。寒い:確かに寒い。しかし、オープンカーは元々ヒーターが強力。真冬でも足に汗をかくくらい効いてくれる。上半身は確かに寒いが、厚着をすればよい。手袋や帽子を選ぶのも楽しい。真冬の早朝に屋根を降ろした時の静けさはやみつきになる。うるさい:確かにうるさい。屋根をあげてもうるさい。音楽も聞こえない。隣にトレーラーなんかが並んだら最悪。でも歩道の子供が「あのくるま屋根が取れちゃってるよ」とか言う声が聞こえるとなんだかうれしい。実用的でない:確かに実用的でない。特にロードスターは二人しか乗れないし、荷物は全然入らないし、不便。本来何かをする(移動とか荷運び)ためのくるまではなく乗ること自体が目的のくるまだから実用性を言われるとつらい。恥ずかしい:確かに恥ずかしい。でも最初だけ。すぐ慣れる。ある人はくるまに乗るのだけなのにファッションに気を使うようになったという。見られる快感もありか。全然変わらないヒトもいる。危ない:確かに危ない。昔近所でMG(B?)がトレーラーの後ろに突っ込んでウエストラインから上がなくなった(人間ごと)という話を聞いた。上から物が落ちてきても危ない。ぶつかったら飛んで行きそう。これについては何の対案も出せない。リスクをどう考えるかは人それぞれだから。
これらはすべて私のロードスター(NA8C)が前提のことであるが、最近のオープンカーはかなり改善されてきている。たとえば、同じロードスターでも最新のNCEC-RHTにすれば、空力コントロールで室内への風の巻き込みが少なく顔が汚れない、ハードトップを上げれば暑さとは無縁、腰にもヒーターが当たるから冬でも暖か、屋根を上げれば静かな世界、トランクは大きくて屋根を下ろしても狭くならない、衝突安全性もクリアしている。二人しか乗れないのはいかんともしがたいが、たくさん乗せたければプジョーとかマイクラとか四人乗りもあるし、これらはベースが屋根つきなので快適性も問題ない。普段は普通の車で必要なときだけオープンカー。ファーストカーとして立派に使える。
でもね、なんといってもネガティブな部分をはるかに凌駕する気持ちよさ、汚くても暑くても寒くてもうるさくても使えなくても恥ずかしくても危なくてもいいや、って思える。
くるまの屋根がないだけで全く違った世界が見えるかもしれませんよ。