2018/06/13

ほたか牧場でキャンプ

 数年前からこの機会を伺っていた、というのは大げさだが、昨年FJクルーザーを買って、アウトドアパークブロンコに行って、RV-Parkに行ったところでLAND CRUISER with FJ CRUISER Fes.の記事を見た。そういえばロードスターの頃は一度も軽井沢ミーティングに行けなかった。誰かが操作してるんじゃないかってくらいスケジュールが合わなかった。FJクルーザーにしたら今度はFJ SUMMITというのも終わってしまったらしい。一度くらいはこんなイベントに参加したい。そこへこの情報。今年はwith LADDER FRAMEでやるという。場所はほたか牧場キャンプ場・・・。そうだ、キャンプ行こう。

 ということで、イベントのことはほぼそっちのけでキャンプの用意をする。道具も一通り新調というか新規というか。

 まずテントは前から欲しかったワンポールテントから選んだ。パンダTCが良さそうだがここは堅実にColeman X-cursion Tepee 210にした。室内自体は狭いながらもインナーがパンダの二倍の広さ、更に前室も広いのがポイントだ。これにサイズを合わせてグランドシートはこれ、更にその下にビバホームで買ったゴムシートを敷く予定。

 寝床はちょっと格好つけてSOL Escape Bivvyロゴスインナーシュラフで行こうかと思ったが、標高1500mに加え当日雨の可能性が高まったので、寒さに備えてキャプテンスタッグフォルノ800も持っていくことにした。

 しばらく前から凝っているメスティン料理。小さい方でご飯、ラーメン、スパゲティと主食は一通り作れるようになったので、今回は是非豆ごはんにチャレンジしたい。また同時にラージメスティンも入手したので、底網も揃えて蒸し豚をしよう。熱源はアルコールバーナーと、余裕があったらファイヤードラムで焚き火をするつもり。

 さて当日。天気は直前の予報どおり快晴。朝の仕事を終えて出発する。家から上武道路をずっと北上するだけで渋川市に侵入。道の駅こもちで一休みして沼田市街へ。下調べしておいたベイシア沼田モール店で食材を購入する。今回のメインである豆ごはんのための枝豆は忘れないように、忘れないように・・・そうだもやしとシャウエッセンとコンソメはどこだろう。

 無事買い物を済ませ、県道64号線を北上して川場温泉の前を通過する。途中の川場谷野営場にも気を惹かれたが、今日の目標は別。花咲の湯を通り過ぎたところで左折し、あとは一本道となる。キャンプ場の看板が出ている突き当りは右においしそうな匂いのする道があったが、全面通行止めだった。左に行くと程なく視界がひらけ、すでにスキー場の様相を呈している。そこからすぐにゲート、日帰り駐車場をこえて終点ほたか牧場キャンプ場に到着する。有名なキャンプ場直前の急勾配は本当に急勾配で、FJも2速に落とさないと止まりそうだった。


 受付を済ませて早速野営地を選定に行く。混んでたら困ると思っていたらなんと先達は一組しかいなかった。結局この日はテントが3張りだけだったので場所は選び放題。

 こんな感じで張ってみた。タープが生意気な張り方になっているが、ロープとペグの袋を忘れてしまったので残りのロープでなんとかやりくりしたため。しかも風上(山頂方向)に口を開けてしまったので、夜中に風でペグを飛ばされることになる。
昼食
 テントの設置前に米をとぎ水に浸しておいたので、これからは昼食作り。さあ豆だ、と保冷バッグに入れた袋を出してびっくり。


あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!俺はベイシアで枝豆を買ったと思ったら、いつのまにか絹さやを買っていた。な…何を言っているのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ。

ということで急遽絹さやご飯になりました。塩をひとつまみ、シャウエッセンレプリカを入れて味は整ったぜ。

 涙の昼食を済ませ、ちょっと休憩の後周辺探索に出かける。ここは昨年までは冬はスキー場、夏はキャンプ場だったが、今年はキャンプ場だけの営業とのことである。もともとスキー場だけあってだだっ広い上に眺めがいい。
リフトの支柱とヤナギランの群生地。下の方には明日のイベント準備が進んでいるようだ。

 ウロウロしたりコーヒーを入れていたりしているうちにあたりは暗くなってきたと同時に雲が出てきた。予報では夜半から明日にかけて雨。少し早いけど晩御飯にしよう。
蒸し豚
 ラージメスティンにお湯を張って長バットアミを敷き、その上に野菜やもやしを乗せて豚バラとシャウエッセンレプリカを置き、蓋をして数分待てばこの通り(まだ火が通っていないが)。ご飯を炊いた小さい方のメスティンの蓋に醤油と七味でタレを作り、ちょこちょこと突っついていく。これは何の仕込みも手間もなく、お湯が湧いたら5分で食べられるとても美味しい夕食であったと自画自賛。

 その後焚き火をしてみたが風が強く、バンバン火の粉が飛んでいくのでやめてしまった。その後はまったりとコーヒーを飲んだり小説を読んだり、普段では味わえない、時間に追われない時間を過ごした。このところ忙しかったのでこういった時間が待ち遠しかった。気温が下がってきたのでシュラフで寝ることにして、Bivvyはまた次回にとっておく。ちなみにこのテントは、大型のワンポールテントと同様に室内にポールが立っている。一人用のパンダテントなどのようにインナーがポールを避けていないので、設置面積がそのまま有効床面積だ。片方にシュラフを広げ、もう片方にはテーブルを広げてあぐらをかき、更にその横にはバッグを広げるスペースがあるのだ。二人で寝るには窮屈だが、二人で宴会をするのには十分と思われる。ポールは全く邪魔にならず、更にわざわざ設えた前室まであるので、狭さを感じることは一切ない。あえて欠点をいうなら、暖房器具は持ち込めないことと、更なる狭さを求めている人にはマッチしないことくらいか。

 夜もふけて眠りに入ったが、2時ころに強い雨音で、3時ころには強風の音で目が覚めた。湿度計が「H」となっていたので何かと思ったら、外は真っ白でガスだらけ。湿度100%だったのね。その状態でもこのテントは結露せず、壁も床もサラサラしている。今のテントってすごい。

 目覚ましをセットした6時の数分前に覚醒しているというよく聞くネタを実践して起床。ガスの中霧雨でテント表面は水浸し。むしろ乾かす必要がなく、さっさと撤去していく。タープを残して朝のコーヒー、朝カップラーメンを食す。食後には完全撤去、撤退し、イベント(忘れてた)がゲートオープンする9時まで車内で待つ。
車内から。ガスだらけ。
  このあとイベント会場に移動して、多くの車を見て参考にした。都合で早く帰ってしまったので何も参加できなかったが、十分に楽しめた。キャンプ込みでまた来たい。



2017/06/05

大きなのっぽでない古時計

 昔は自分の家で、今は職場で動いている時計がある。小学生の頃にはすでにあったような気がするので、少なくとも40年前から動いている。盤面には「TRANSISTOR」そして「RADIO CONTROL」の文字が。

 今日止まってしまったというので降ろして蓋を開けてみた。写真ではソファの上に乗っている。単1電池が全部で5つ。4つとひとつに分かれている。そして最下部にはラジオのバーアンテナらしきものが居座っている。そう、この時計、今では全く珍しくない自動で時刻を合わせる機構がついているのだ。

 正面右下の白いボタンを押すとラジオの音が鳴る。局は多分NHK第一だ。下にはチューニング用のダイヤルもある。細かい機構はわからないが、ラジオの音から正確な時間を取得して、正確な時間に修正するのだ。時報の音を拾っているのではないだろうか。

 今でこそ時計の時刻修正は送信局から送られてくる電波を受信する電波時計が主流で、ケータイのような基地局経由の電波で合わせるものやGPS時計なんてものもある。しかし40年以上前にその仕組が実用化されているとは、改めてびっくりした。

 3枚目の写真は裏蓋に貼ってあった。電池交換をした日を書いてあるようだ。一番古い日付は、昭和49年11月2日。電池は1年以上持つようだから、購入は昭和48年以前と思われる。「東京590KHz」の表示があるが、現在の東京NHKラジオ第一の周波数が594KHzだから概ね合っているのだろう。

 黙々と40年以上も正確な時刻を刻み続ける時計。今日も電池を入れ替えたらごく普通に動き始めた。まだまだ現役のようだ。

 元々セイコー好きだが、ますます好きになった。


2017/05/28

映画「メイズランナー2:砂漠の迷宮」

 何か映画評論ばかりになっている(^^)。まとめて見ちゃう時期ってあるよね。

 第一作「メイズランナー」は途切れない緊張感とミステリー風の物語構成、明確に色分けられたキャラクターの個性が程よくブレンドされた(小さくまとまったとはいえ)佳作であったが、もともと三部作の第二である本作は、これが同じ監督とは思えないほどの迷作であった。

 物語の進行はすべて行き当たりばったりと思いつき、そして偶然。キャラクターは第一作でつけたきれいな色が全て色あせていて誰が誰なのか区別がつかず、更になんのためにいるのかよくわからない人物が次々現れる。中盤はB級ゾンビ映画風と無意味な酔っぱらい描写。廃屋の電源とかいきなり現れた町で普通に生活しているヒトなんていかにも伏線のようだが全く回収されずに放置されて終わる。最後はマッドマックス3になったと思ったらヒロインが突如のカミングアウト。どうなってんのこれ。

 もう一作あるようだがどうしよう。

2017/05/26

映画「図書館戦争 -THE LAST MISSION-」

 レンタルで。

 有川浩作品はおっさんのくせにほぼカバーしているが、なぜか「図書館戦争シリーズ」だけは映画しか見ていない。前作の出来が良かったので期待しつつも映画館には行けなかったので、レンタルビデオ屋で発見次第借りてきた。

 元々映画は続編、続々編の類が大嫌い。「エイリアン」は続編を作ったことでただの娯楽映画に成り下がったし、「ターミネーター」など続編が出るたびに幼稚になっていく。複数作品で成功したのは「バック・トゥ・ザ・フューチャ―」と「変態仮面」(第3作が永遠に闇に葬られたのが残念でならない)くらいであろう。本作は、果たして"続編は駄編"の鉄則を払拭できただろうか。

 まず、キャストにブレがない。前作で原作至上主義者達を黙らせた絶妙の(というかみんなの希望通りの)キャストをそのまま使っている。キャラクターもそのままでいい感じである。これは続編の良い点。邦画で最もダメな点である下手くそアイドルとかこれから売り出すほぼ素人など一切使っていないのもよい。

 ストーリーが非常に単純。ほとんど戦闘シーンしか頭に残っていない。前作は2時間たっぷり楽しめたが、本作は30分位の感覚。その分戦闘のリアリティさに力を入れたのかもしれないが、この映画を楽しみにしていた人々の8割はそこじゃないと思っているはず(映画館に足を運んだヒトの8割以上は女性だったらしい)。

 まぁキャストで成功が約束されちゃったような映画だから、これはこれでいいのかもしれない。実際つまらないとは思わないし、それなりに堪能できた。これで心置きなく小説版を見ることが出来る。

※自衛隊三部作を最新VFXを駆使して映画化しないかな。熊谷基地ロケで。
※レンタルビデオ屋でなにやら「植物図鑑」とか書かれたDVDがズラッと並んでいたが、手にとってパッケージをちらっと見た瞬間にそっと元の棚に戻して記憶から消しておいた。何故か涙が止まらなかった。

2017/05/14

映画「無限の住人」

 多分25年ぶりに一人で映画を見てきた。去年は娘と「聲の形」を見たが、それとて数年ぶりのこと。子どもは成長してしまえば友だちといったりそれこそ一人で行ったり…。

 タイトルは「無限の住人」。先日19年の連載を終えた"ネオ時代劇"、「るろうに剣心」が好評だったからこれも実写化の話が出るだろうな、とは思ってはいたが、ちょっとスプラッタ側に寄りすぎている部分がネックになってお流れ、なんてことになるんじゃないかと余計な心配をしていた。それがなんと主演"木村拓哉"他豪華キャストでスタートするという。人類の9割ほどが仕上がりの心配をしたんじゃないだろうか。

 果たして結果は。まず良かった点。ネタバレが嫌な人は見ないでね。

  1. 万次の狂気がよく表現されていた。特に目を剥く場面や見得を切る場面で迫力を感じた。これは単純に木村拓哉の演技力によるものと思われる。浮いた感じや力不足な演技は一切なかった。だいぶ見直した。
  2. ストーリーは良かった。長編を映画にまとめるときにどうしても切らないといけないエピソードやキャラクターが出てくるが、ぎりぎりなんとか取捨選択できた、という感じか。物足りなさはあるが、恐らく最近流行りの二部構成、三部構成を嫌ってのことと思われ、割り切りの良さを評価すべきであろう。
  3. 凛が良かった。どこかの評論で見たが、年齢的にギリギリだったとの意見に賛成。あれ以上でも以下でもおかしな色気がでたり幼女物語になったりしたろう。
  4. 槇絵の扱い。完全にただの戦力として描写している。徹底していて良い。
  5. 閑馬永空、というか市川海老蔵。存在感で言えば今作でダントツ、主役でないのが惜しいくらい。表情一つで寒気を覚えた。やっぱり違う。
  6. 花田がちょっとがんばったのが微笑ましかった。やられ方は不満。
次いでイマイチな点。不満というか。

  1. 無骸流いらなかったのでは。尸良がただのチンピラで、この人おかしいんじゃないかと思った場面が皆無だった。弱いし。百淋もただの説明役で栗山千明はもったいない。偽一に至っては何をしたのかも定かではない。幕府側は英がいれば良かった。
  2. 槇絵の扱い。異次元の強さを表現しなかったため、鉄砲にあっけなく倒れる場面は本当にあっけなかった。倒れると知っていてもびっくりするくらいの何かが欲しかった。作中最強なのに(本当の最強は辰)。
  3. 総じて登場人物それぞれの狂気が十分に表現できなかったように感じた。ここはもう少し頑張ってほしかったが、映画での表現や時間は限られるだろう。
  4. 原作を知るデメリットを十分に味わった。どうしても話の流れやセリフを「原作と違う」「原作はこうだった」と見てしまう。最初から色眼鏡をかけた状態で見てしまった。逆に映画で初めて「無限の住人」に触れた人は、登場人物の名前やポジションが全くわからなかったのではないか。それほど人物の人となりを描く場面が少なかったように感じた。
 とは言え、久しぶりの映画館でのひとり鑑賞は十分楽しかった。120人入りのホールに5人しかいなくて音が響くので、買っていったナチョスを味わえなかったことを除いて。

2017/05/07

ご飯を炊いた。

 自宅軟禁が続いている。先週の土日は夢のように過ごしたが、その後一週間は家と職場の往復のみで、仕事と家の片付けに忙殺されている。と書いてみたが、思えばこの時期は毎年こんな感じである。GWとはどこか遠くの国の話に違いない。

 今日も遠出はできないので、家でご飯を炊いてみた。飯盒を買ったので使ってみたくて仕方がなかったのだ。


  1.  一合のお米を研いで、ザルで水を切る。
  2. 水に浸して30分置く。
  3. 飯盒に移して水を入れる。米の上面から中指の第一関節くらいの量。
  4. 写真のとおり、よく燃えているところに蓋をした飯盒を載せる。
  5. 8分ほどで吹きこぼれる。
  6. 薪の量を調節して弱火の状態で10分置く。小さな音でゴトゴト煮えている。
  7. 火からおろして10分置く。
  8. よくかき混ぜて出来上がり。

 ちょっと柔らかめだが、初めてにしては上出来と自画自賛しておく。思いつきで作ったのでおかずを用意していなかったからごま塩のみで完食した。これは年内のキャンプデビューもあり得るか。

2017/04/20

カメラ。

 今持っているカメラは、
Blue Impulse at Hyakuri Air Base

  • SONY NEX-7(レンズ3本)
  • RICOH GRII
  • スマホカメラ
 昔から考えていた理想の組み合わせなんだが、実際にどう運用しているかというと、ほとんどGRIIしか使っていない。林道ツーリングなど遠出するときは必ずNEXを持っていくんだが、よっぽど望遠が必要な時以外は出すことがない。自衛隊の航空祭での飛行展示に対しては軽いしAF追尾も良いので大活躍するが、それ以外で持ち出すことは殆どなくなってしまった。

 それに対してGRIIはほとんどのシーンで使い勝手が良い。林道では自車を入れた風景を撮るのにとても良い画角だし、学校の卒業式などでもシャッター音を消せるので便利。自動車整備の記録にも寄れるし引けるしで大活躍だ。これでGRD3並にマクロが寄れたら最強なんだけど、巨大センサー搭載とトレードオフと思えば諦めもつく。

 よく考えてみると、そもそもが良いカメラが欲しいんじゃなくて良い写真が撮りたいというのがカメラ購入の出発点であり、NEXで撮るために被写体を探す、なんて行為は自分に似合わない。だからこれでいいのだ。

付)Sigma DP2 Merrillは、確かに条件が合えば自分の腕前が飛躍的に向上したかのような写真が撮れる。すごいんだけどその条件合わせが大変で、あまりに使い勝手が悪いのでやめた。GRと真逆の機種だった。
付)GRD3→GRIIはWi-Fi搭載が入れ替えの決め手になったんだが、大変な勘違いをしていた。eye-fiみたいに家庭内ネットに乗せてパソコンに自動転送など出来るようなものだと思いこんでいた。それがスマホにしか繋がらなくて、しかもあんなに使い勝手の悪いアプリしか使えないなどとは。基本性能が素晴らしいだけにとても残念である。そろそろ出るような気がするGRIIIはどうなっているんだろう。eye-fi亡き後どうしようかと本気で悩んでいる。